2014/12/04
家系図を作った後の意外な効能として、「話のきっかけができる」ことが挙げられます。
では、その「話をする機会」ってどんな場合があるのでしょうか?
「自分が経験してきたこと、自分が知っていることを子供や孫に伝えておきたいけど、なかなかそんな機会がなくて・・・」
そんな風にお感じの方はいらっしゃいませんか?
伝えたいことが自分の記憶の中にあるだけでは、いつになってもその記憶は語られません。
しかし、家系図という「過去のできごとを形にしたもの」を、お子さんやお孫さんの目に触れる所に置いておけばどうでしょう?
「これがお前のパパとママで、これが「じいじ」と「ばあば」で、これが「じいじ」のパパとママで、これが「じいじ」の「じいじ と ばあば」で・・・」
きっと小さいお子さんにしてみれば、「じいじ」に「じいじ と ばあば」がいることが不思議に思えるでしょう。
お子さん、お孫さんが小・中学生であれば、家系図を見たことをきっかけにして、歴史への興味が芽生えるかもしれません。
家系図を見える所に飾っておけば、特別な集まりでなくても、普段のご親戚やご友人などとの会話のネタとしても家系図が使えます。
<以下は、縁喜堂家系図「スタンダードパッケージ」からの抜粋>
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「そうだったね、うちの娘がバービー人形ほしがってて、で、誕生日にそれを買ってやったら・・・」
「結婚式のスピーチで、親戚の○○さんが安田講堂の占拠の話をしはじめちゃって・・・」
こんな会話が聞こえてきそうです。
我が家の家系図を作り、それを叔母たちに見せた時にこんなことがありました。
「おやじ(=私のおじいちゃん)に妹がいたなんて知らなかった。」
それもそのはず。
その「妹」というのは、生まれて半年で亡くなっていたのです。
だから、「おやじ」がそれを語られなければ、知るはずもない。
もちろん、その「妹」には、「スイ」という立派な名前だってあったのです。
人としてこの世に生まれてきたのに、誰にも知られていない・・・。
我が家の家系図を作ったことによって、この「スイ」さんも陽の目を浴びることができました。
寂しがらなくてもいいですよ、「スイ」さん。
今ではみんながあなたの存在を知っていますから。
お盆やお彼岸の際には、ぜひ、十分にこの世で生きられなかったご先祖様にも語りかけてあげたいものです。
縁喜堂の家系図セットには「冊子家系図立て」が付属しており、普段からお部屋のインテリアとして飾り付けできるデザインとなっております。(スタンダードパッケージのみ。)
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家系図って何のために作るの?(歴史への興味編)
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